救いを求めた

求めたよね、「救い」を

こんなに怖いから

どうしても怖いから

どうしたって怖いから

だから怖いことから逃げているのに

怖いことから逃げている、現実から逃げている

という自分を理性では裁かねばならない

一体どうしてこんな風に自分を責めなければならないのか

・・・

怖い最中に、意図的に意識を麻痺させたり

「後で絶対死んでやる」と思うことで何とか耐えたり

そんな風にして怖さに耐えなければ僕にはできないのに

どうしてそれから逃げる自分を僕は責めなければならないんだ

求めたよ、救いをね

どうしようもないんだもの

・・・

そして僕は

怖さを克服したんじゃないよ

怖いねって、理解してくれる人と一緒に居るだけだよ