無力な自分1(無力でいいじゃん)

農家の人が天気に左右されるように

漁師の人が海の具合に左右されるように

自分にはもうこれ以上何もできないとか

自分の意思ではどうにもならない領域があるというか

そういうの思ったり感じたことはありますか

・・・

自分は無力なんだなと気付くことは大切

人の支えがなければ自分はすぐにつぶれるとかね

お金や権力を持ってる人はそこを勘違いするんだろうな

確かに、それが今の世の中の“現実”ではあるからね

僕はそれを真実とは思っていませんが

・・・

自分の無力さを知ってる人は賢い人

自分は無力だと知ってるから、自分を支えてくれる人を大切に思える

自分は無力だと知らない人は、「俺に従え・俺を敬え」という感情が沸くのを抑えられないだろう

「無力なことは別に劣ってることではないんだよ」と言ってもらえなければ

自分は無力なんだと気付くことはできない

・・・

人は本来無力なものじゃん

無力で当たり前じゃん

それが本来の姿じゃん

だから支え合って行くんじゃん

暖かいし幸せじゃん

他に何もいらないじゃん

・・・

僕が好きなお笑い芸人の中川家とかサンドウィッチマンとか

彼らを見てホッとするのは

彼らがどこかそういう部分が感じられるからかもしれません

売れたりしても偉ぶるわけもなく

同じ人間としてそこに居る感じが、見ていて嬉しくなるのでしょうかね